アラハンチャレンジ5th

高尾山に設置されているらしいオリンピック・シンボルマークを確認すべく、行けそうな日を模索しておりました。金曜に高尾で勤務した時は昼休憩に3時間確保できたので、昼メシ食べに行ったという理由で帳尻は合うかなと考えたものの、最短コースであってもギリギリのタイミングで楽しむ余裕はなかろうと断念し、そのモヤモヤを抱えたまま8月1日の日曜日に挑むことに。日中は気温が上がるので早朝開始し昼前に下山するつもりでしたが、例によって準備に手間取り、10:30の登山開始となりました。

 2月に登った際は高尾での休日出勤後に、わざわざ買ったTシャツに着替えて登った思いつき登山でしたが、王道の1号路をケーブルカー利用だったので単なるウォーキングに過ぎず、涼しさもあって水分補給すら必要ありませんでした。今回は高尾山で最も人気の高い自然探索路である6号路に挑戦するつもりでしたが、先月の大雨で土砂崩れが発生し一時通行止めに!幸い2週間ほどで復旧したので、人気のほどが伺えます。装備は半冷凍のアクエリアス1.5Lに携行食、GRⅢとRX10M4のみというシンプルなもので、保険で持っていったフォールディングストックを使うことすらありませんでした。

 高尾山口の駅やケーブルカーにはオリンピック用ラッピングが施され、数多く訪れるであろう外国人観光客を意識しておりましたが、夏休み中の日曜にも関わらず人影はまばら。改装費は回収できるのかしらとイラン心配を浮かべつつもケーブルカーには乗らず、脇の舗装路を6号路登山口へと向かいます。小さな渓流沿いの緩やかな山道をさくさく登り、清涼な風をまといながらの森林浴。途中で薬王院の僧侶がスーパーカブで爆走してきたのは驚きましたが、1時間ほど休まずに黙々と登り、木の切り株に腰掛けた最初の休憩は、まさに体がリセットされるかのような解放感!めちゃくちゃ遊んだ4連休からの6連勤で疲れているはずでしたが、肉体よりも精神的な疲労の方が大きかったことに気付かされました。そして登山は、回復効果てきめんであると改めて認識させられます。

 高尾山で修行したとされる弘法大師が祀られた岩屋大師や琵琶滝を経て、稲荷山コースへの分岐からの沢登り。先ほどまで横を流れていた沢の上を直接歩くのですが、水溜まり程度の水量だったのでゴアテックスの登山靴で余裕の踏破。拍子抜け感は否めませんが、いつかウォーターシューズが必要なほどの沢を登ってみたいものです。沢が終わると今年完成したばかりの階段が現れますが、これが大変にしんどく、一気に駆け上がるのが難しい。硬いので登山靴との反発が強いのがキツい原因なのか分かりませんが、一歩上がるごとに体力を削られる感が強い。ステンレスの土台に板っ切れを乗せただけのチープ感で若干たわみ、何シーズン持つのだろうか?と別の登山客が言ってましたが、あまりにも体力を削られるので携行食のミニようかんでスタミナチャージ。何となくですが、チョコレートやシリアリバーよりも、甘納豆やようかんの方が即効性や腹持ちに優れているような気がします。

 荷物を制限したおかげか、コースタイムの90分で頂上へ。条件が良ければ富士山を拝める展望所に、目的のオリンピック・シンボルが飾られておりましたが、案の定記念撮影待ちの列ができていて、しかも粗相を注意するための監視員も2名、睨みを効かせていらっしゃいます。今日は雲が多く富士山は見えませんでしたが、私の背後に並んだ方に撮影を依頼して、その後私が撮って差し上げる交換条件を快く受け入れて頂きました。目標を達成しケーブルカー代も浮いたので、奮発して高尾山名物冷やしとろろそば¥1100を注文。ざるそばではなく冷製だしのそばは東京ではメジャーな存在で、不揃いな田舎風そばもコシがあり、食べ応えがありました。

 帰りは稲荷山コースという稜線を下るコースを選びましたが、こちらも階段と直滑降と呼べそうな傾斜をひたすら降りるものでなかなかシンドイ。稲荷山頂上で八王子市街地を眺めてから樹林帯を抜け、1時間ほどで下山に成功。散歩にはちょうど良い軽登山でした。高尾山口駅前には汚れた登山靴専用の洗い場が設けてあり、もちろん汚れた靴で乗車されると清掃費が嵩むとは言え、京王線の行き届いた配慮に感心。機会があれば御嶽山など、近辺の観光向け登山もかじってみたいものです。