入間航空祭2022

ジョージは悩みに悩んだ。22年前に結婚式を挙げた11月3日はフリートウィーク第二弾と称して早朝より横須賀へ移動し、海外ゲスト艦の一般公開に並ぶつもりであった。しかし横須賀の行列はいまだにフレンドシップデーのトラウマを引きずり、行くのも2時間はかかるため意外に大変である。しかも今日は車で30分の航空自衛隊入間基地で3年ぶりの航空祭!入場抽選は外れてしまったが外柵からなら飛行展示は見られるし、何より国産輸送機である川崎C-1の退役が迫っている。晴天で新旧輸送機の共演が見られるのはこれが最後かもしれないと焦り、友人のアドバイスも考慮して前夜急きょ入間参加を決意した。来場者自体は抽選によって激減が予想されるが、同じような危機感を持った航空マニアが一定数集まることは予想されたため、例によって2時間睡眠で起床し3時に自宅を出発。最寄りのコインパーキングに駐車して自転車移動し、朝4時にはランウェイ35エンドに到着。すでに数名のマニアが到着していたが、思ったより少ない印象。某人気コレクターアイテムを手がけたフォロワーさんがいらっしゃったので、談笑しつつ時間を潰したのである。

 大きな朝日が昇りワクワクが募ったのも束の間、北朝鮮がミサイルを発射したそうで情報収集機のRC-2が始動!飛行には至らなかったがアラート待機中だったのかもしれない。近くのローソンでトイレと缶コーヒーを手に入れたが、書籍やお土産コーナーが充実していた。その後は埼玉県警のヘリコプターが離陸し、まずはCH-47JAチヌークが離陸して資材運搬デモを披露。続けてU-680AとU-125、T-4、C-2、C-1、U-400の順番で離陸し、編隊飛行や機動飛行を行った。見どころはブルーインパルスも最近やらなくなったT-4のフォーメーションテイクオフや、C-2・C-1のダイヤモンド編隊、C-1からの空挺降下など。今日を最後に引退する第一空挺団の隊員やT-4のパイロット、C-1の029号機などセレモニーも開催されたそうで、中で見られなかったのは残念であった。

 昼前に全ての飛行展示が終了し、外来機のF-2とF-15が12:30帰投予定とのことであったが、この後横浜でのフリートウィーク参戦を目論んでいたため一旦自宅へ撤収した。ともあれ貴重な瞬間を撮ることができたので収穫は上々である。実は届いたばかりのPENTAX DA560mm f5.6のテスト撮影が目的だったのだが、癖が強いものの性能は先日PENTAXクラブハウスで受講した洲崎秀憲セミナーのお墨付き通りであった。相棒のローンを返済するため今後はプロ活動に本腰を入れるつもり。さぁ、これからだ!

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