春の虎狩り2024

3月に岩国基地へローカル撮影に赴いた理由は、ド派手な塗装で人気のVMFA(AW)-224、Fighting Bengals所属のF/A-18C、Dホーネットを撮影する目的だった。Fighting bengalsはまだ半数が飛来したばかりで姿すら拝む事ができず、スーパーホーネットもグアムで訓練中でグラウラーしか見れなかったが、ある意味ラッキーだった。またいつか機会があるさと強がっていたら、何と2週間後に自宅から歩いて行ける横田基地へ飛来したのである。普段は厚木基地で訓練するのだが、何らかの都合で厚木を使えなかったのだろう。練馬駐屯地の創立記念行事へ行く前に証拠写真だけ撮影し、記念行事が終わったらすぐに帰宅して自転車で基地の北側へ行ってみた。残念ながら今日のローカルは終わってしまったようだが、飛行機仲間と雑談しているとミニパトが路肩に停まり、警官から職質されてしまう。隣に立ってた5段脚立を指差して「これはあなたのですか?」と聞かれたため、いえ私ご覧の通り自転車で来ておりまして、つまり私のものではありません(てゆーかアホかあんたは)と表面上は丁寧に返答した。MPから基地内を撮ってる連中を追い払ってくれと110番通報されたそうで巡回しているのだそう。へーそうなんですねーと棒読みで会話しつつ、興醒めしたため翌週のポートレート撮影のために福生市内と多摩川河畔の桜ポイントを調査しつつ帰途に着いた。

 翌日は朝から自転車で再びR/W18エンドへ向かったのだが、走っている間にどんどん前輪がふらついて、なんとスポークが数本緩んでしまっていたのである。長い自転車生活の中で初めての経験であり、素人修理で締め付けた挙句、ブレーキパッドに干渉して車輪が回らなくなってしまった。とりあえず自転車を押してジョイフルホンダの自転車売り場へ持って行くと、プロの目から見ても既に手の施しようがないらしい。とりあえずニップル回しだけ購入し、ブレーキを緩めて走れる程度に再調整。何とかセカンドの上がりには間に合った。

 翌週は福生でのポートレート撮影が終わるとすぐ自転車に跨り、また18エンドへ。もう帰投するらしかったが隊長機がベタ低いローパスから豪快に左右に捻って飛んでいった。残念ながら一番角度の深い場面でトレーラーが通過したため写真に残せなかったのだが、雄叫びが出るほど素晴らしい帰投だった。ちなみにアメリカ本土へ帰ってしまったと思われるVMFA-232レッドデビルスの機体も飛んでくれたが、何と部隊はF-35Cに機種転換するため不要な機体を日本に置き去りにしたのだそう。だから所属はベンガルズなのだそうな。

 一旦岩国に帰って夜中に再び横田へ戻ったらしく、翌日は36エンドで桜と絡める試み。風向きと反対だったので運任せだったが、予想通り36から降りてきて真下からと桜ショットを押さえることができた。この撮影でまた560mmのAF接点を曲げてしまったが、次の撮影まで保つだろうか(厚木で断裂)。結局着陸を一度も撮れなかったので、また横田か厚木で飛んでほしいものである。