2泊した三沢ハイランドホテルは、青森行きを決意した際に楽天トラベルで唯一選べた三沢市内の高層ホテル。屋上の看板が目印のランドマーク的な存在で、部屋は広くアメニティも充実、朝は05:45から提供するビュッフェスタイルのバランス良い朝食をたっぷり頂きました。備え付けのネスカフェバリスタを初めて使いましたが、音がうるさいのはともかくコーヒーは衝撃的な美味さ!氷やミルクを足す事でアイスやカフェラテも飲めるので、メンテが楽なら買ってもいいかなと思いました。カブのコールスローやめかぶ入りの味噌汁も新鮮でした。
荷物はリュックとウエストバッグにまとめ、再び空港まで歩いてレンタサイクル「空チャリ」¥300をゲット。空港にりんごの木があるのに気づいて撮影し、ようやく青森らしさを味わえた気がします。気分良く昨日行き損ねたRW10エンドへ漕ぎ始めましたが、ママチャリながら5段変速は少々の上り坂もなんなくこなし、涼しい風を浴びながら田舎道を快走。30分ほどで予定のポイントに到着したらF-35Aが自転車くらいの低速でゆっくり降りてきたので、APS-Cの300mm1.4テレコン(換算643mm)を使って画角からはみ出んばかりの迫力を撮影。ふと思い出して親指AFという、シャッターボタン半押しでピントを合従させる従来の方法から、合従機能だけ親指付近のボタンへ設定変更したら、これがまぁ使い易く歩留まりも格段に向上!特に動体追尾AFと相性が良く、腕まで上がったかのような錯覚を覚えてしまいました。
150-450mmは重すぎて持ってこれなかったので、フルサイズとAPS-Cのカメラ2台に、200mm・300mm、テレコン有無を組み合わせ、飛行機の大きさに合わせてチョイス。トラフィックの途切れた時間帯もありましたが、車の往来は時折あるものの歩行者は皆無で、石を投げれば届きそうなほど機体の近くを独占。夕方4時まで滞在し、航空自衛隊のF-35A、T-4、E-2C、C-130、米空軍F-16C、C-17、米海軍EA-18G、P-8Aなど、大型機含む8種類の軍用機を撮影できたのですが、おかげで一生分の撮れ高を確保してしまったかのような達成感を味わいました。
昨日に続き食事のタイミングを逃したのは仕方ないですが、帰路で真新しい駅舎の青い森鉄道三沢駅に寄り、駅そばとカレー¥900を補給。味も含めて素朴な佇まいながら、ラジオから英語の短波放送が流れるあたり、住民の五人に一人が米国人の三沢ならでは。エネルギーを蓄えてタイムリミットギリギリの18時前に空港で自転車を返却。飛行機撮影は堪能したのでこれにて終了し、翌日は車を借りて青森観光する事に決めました。世界遺産の白神山地や大間のマグロも魅力的でしたが、真っ先に選んだのは八甲田山!陸軍演習中の大規模遭難で有名な山で、心霊現象も数多く発生している場所ですが、紅葉が見頃と知り興味を惹かれたのです。
続きは来週!