横須賀サマーフェスタ2022

海上自衛隊の総本山、横須賀地方総監部を一般開放する横須賀地方隊開隊70周年記念サマーフェスタ2022が行われると知り、楽しみにしていた。見学できる艦船はこんごう型イージス艦の4番艦、DDG-174きりしまと、そうりゅう型潜水艦9番艦、SS509せいりゅう、砕氷艦しらせの3種類。機密の塊である潜水艦は当然ながら中には入れず上甲板を歩くだけであるが、潜水艦基地を所有する横須賀か呉での公開日でしか体験できない貴重な機会とあって、始発で出かけて整理券を確保する気まんまんであったにもかかわらず、連日の遊びすぎによる疲労の蓄積が災いし豪快に寝坊。それでも気を取り直して準備を整え、朝9時前には京急汐入駅に到着したのである。

 Twitterで行列が凄いと聞いており、門の前から続いていた行列は汐入駅前からヴェルニー公園へ入り、基地側へ折れ曲がった所が最後尾。およそ500mほどと推定したが、その後ヴェルニー公園が人で埋め尽くされるほどの待機列になるとは思いもよらなかった。幸い私は30分ほどで入門できたため、手荷物検査を経て潜水艦見学の待機列へ。さらに30分待たされたが、ついに憧れの潜水艦に乗艦することができたのである。事前に7名毎の乗艦であることや撮影禁止などの説明があったが、防衛機密というよりは安全面の配慮からであろう。甲板の上に敷いたアルミパネルの上をゆっくり歩き、ちょっとだけ身を屈めて船体を撫で回す。「沈黙の艦隊」や「レッドオクトーバーを追え」で憧れた潜水艦に触れられて、とても満足であった。

 甲板を降りてからしばし撮影タイムを楽しみ、次に砕氷艦しらせの見学待機列へ。普段は遠くから眺めるだけの吉倉桟橋を歩く感動はひとしおであり、この場所に居られる特別感を味わう。しらせはかつて先代を見学したことがあったが、今回は南極観測から帰ってきたばかりで、展示パネルも興味深い。搭載ヘリコプターが不在だったのは残念だったが、色々とロマンを感じる船であった。PXでお茶とお土産を購入して、最後にきりしまの待機列へ。一向に弱まる気配のない日差しに疲れて駄々をこねる子供達が続出していたが、ぼっちで欲望の弾けるままに行動できる身分が実に有り難く、遠くに住む妻に感謝を覚える。故郷鹿児島の霧島山を冠する横須賀の看板艦も憧れの船で、後継のあたご型、まや型の方が性能は良いが、既に古豪の風格を漂わせる現役バリバリ感。SM3という艦対空ミサイルで大陸間弾道ミサイルを撃ち落とす最後の砦に期待感は募るが、実際に使用されることのないよう祈りたい。

 すっかり満喫して、汐入から新宿まで移動。C&Cでカレーを食べてからモンベル新宿南で子供用のTシャツを買い、銀座の写真展会場へ写真集を預託。先輩の写真展で行われた懇親会に参加し、最後は原宿に移動して友人の写真展へ。慌ただしくも史上稀に見る楽しい一日となったが、明日も朝から静岡遠征を強行した。その様子は来週にでも。

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