国際観艦式2022フリートウィーク①

自衛隊の陸海空部隊が毎年交代で総理大臣の観閲を受ける式典があるのですが、今年は3年ぶりに海上自衛隊の番。しかも創立70周年と重なったため国際観閲式と称して世界各国から軍艦を招待し、航空機も参加する壮大なパレードを実施する見込み。それに合わせてフリートウィークと称する一般公開イベントが幕を開けました。横須賀や木更津、横浜や呉などが主な舞台ですが、先駆けて行われた横須賀地方隊の一般開放へ行ってきました。ここのところ毎週横須賀へ通っている気がしますが、前回の米海軍フレンドシップデーの教訓を踏まえて始発で現地入りし、7時過ぎにはすでに600mほど形成されていた列の最後尾に到着。持参した朝食を摂りつつじっくり待ちます。

 08:30に入門し検温と金属探知機、手荷物検査をクリア。ひとまず手前のいずもから搭乗しましたが、実は最奥のあさひから並ぶのが正解だったようで、ひゅうがの次に並んだあさひで2時間待ちを食らってしまいました。それはともかく大型の甲板エレベーターで数百人を一気に持ち上げる揚力を活かし、流れは非常にスムーズ。新しく耐熱加工を施しアメリカ海兵隊のF-35Bを離着陸させた事により、悲願の正式空母保有へ大きく前進しました。いずも自体は鹿児島で艦橋や食堂、医務室も見学したことがあり特に目新しいものはなかったですが、万国旗に彩られた満艦飾は運動会のようで気分が高揚します。ひゅうがも同じような構造ですが導入が噂されるトマホークミサイルを発射可能なVLS(垂直発射装置)を備えている為、ゴリゴリの戦闘艦と言えましょう。

 DD-119あさひは姉妹艦のしらぬいとセットで和製イージスと呼ばれ、従来のイージス艦がアメリカの衛星を使うことを想定されて設計されているのに対し、日本の情報通信衛星を利用できるらしい。基本的に一人づつしか入れない為大変長く待たされてしまったのですが、最新型のフリゲートは武装も艦橋もとにかくカッコいい。今後主力となるFFMもがみ型のステルス・フリゲートにも、いずれ乗船してみたいものですね。軍港めぐり15時便を予約していたため14時に離脱し、ヴェルニー公園でやっていたカレーフェスでお目当ての4種類カレーの列に並んだのですが、どうも2種類が売り切れて¥800に値下げらしい。それでもご飯の山盛りが気に入ったのでいざ僕の番になると「はいあなたまで4種類!」とな!?

 えっと実は現在引き寄せスキルの特訓中で、都合の良い未来を現実化する思考法を取り入れているのですが、一度完全に諦めたメニューが僕のために復活したのである!これはやりすぎでしょと高鳴る動悸をなだめつつ、テント裏で頂いたカレーは美味い!特に潜水艦やえしおのドキッ!まるごと牛肉だらけのビーフカレーが絶品でした。このまま引き寄せられるなら、あわよくば臨時の16時便トワイライトクルーズに振り替えようと軍港クルーズのチケット売り場に並んだら、11時の時点で当日券残り10枚だったのにまだ残ってる!なんとも凄まじいなとワクワクしていたら今度は僕の目の前でソールドアウト!ハハ、そんな上手くはいかんかと苦笑し、予定通り15時便へ。しかし実はここからが衝撃的で、美しい夕陽を浴びた満艦飾や修理中の米海軍イージス艦、珍しいメザシ状態の潜水艦に、オーストラリア海軍のコリンズ級潜水艦!そして最後にいずもの横から飛び立つUSH-60Kシーホーク!!!

 遠くからシーホークのアイドリングが始まったのは分かったのですが、まさかシーフレンド7が最接近中に離床するとは!これぞ僕が、ここ数年気持ち悪いくらい幸運を引き寄せている成果なんですね。さらに電灯艦飾を待っているとフォロワーさんから声を掛けられて場所を譲ってもらったり、ぼなりぃ高台と安針台公園でもいろいろと楽しい経験ができました。初日でコレでは、フリートウィーク、夢見心地で咀嚼が追いつかないかもしれませんね。。

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