小松基地航空祭2022前日予行

遠征の最後を飾る小松基地航空祭は、超大型台風14号の接近で開催自体が危ぶまれていた。ブルーの松島、F35の三沢に比べると新田原で見慣れたアグレッサーの小松は回避しても良かったのだが、東京からアクセスが良いのと、映画トップガン・マヴェリックの特別塗装を施したF-15が飛ぶと知り、一気に行きたみが増す。行きは夜行バスで帰りは飛行機、宿は金沢で押さえていたため、荒天が予想されたが強行することにしたのである。移動日はたまたま伸び伸びにしていたTOPGUN:MAVERICKの4DX ScreenXの予約が取れたとの事で早めに出かけようと思っていたら、なんと午前中は天皇陛下がエリザベス女王の葬儀に出立することが判明!結局羽田で天皇陛下座乗の政府専用機を見送り、池袋で2度目のトップガン2を鑑賞後、憧れのシェーキーズでピザの食べ放題と共に友人と感想戦を行い、渋谷ヒカリエの東京カメラ部写真展で在廊のためにやって来た鹿児島の友人と写真談義してから、東京駅八重洲口のバスターミナルへ移動したのである。行く前に身も心も満たされてしまった、これまで以上に幸先の良いスタートと言えよう。

 22:20に出発したバスは4列で多少窮屈ではあったが、¥4000のお値段にしては広さも御の字。ディズニーランド帰りのバスだったので若い女性が多く、なんとなくいい匂いもする。モバイルバッテリーの容量が切れて焦ったが備え付けのUSB充電口でクリア。熟睡は難しかったがそこそこ仮眠も取りつつ、朝七時に小松駅へ。さっそく小松空港へ向けて歩き始めたが、朝食調達用のコンビニが見つからず、ようやく見つけたファミマでお茶と朝食を補充して、1時間ほどでカメコと路駐が立ち並ぶランウェイ24エンドへ到着した。日差しが照り付ける中お茶をがぶ飲みしつつ無線を探ると、ブルーインパルスが近づいている事が判明!着陸のエンドは逆だったが、慣熟で何度かスモークを焚きながらローパスしてくれたので一気にテンションが上がった。さらに30分歩いて小松空港を目指す途中、ウイング刺繍さんの売店に遭遇したため限定のパッチセットを購入。その後すぐに売り切れてしまったレアものだったらしく、とてもラッキーなハプニング。

 小松空港でフォロワーさん数名と再会したものの展望デッキはすし詰めかつ猛暑で、マヴェリック塗装機を視認しただけでノックアウト!冷房の効いたロビーでくつろぎながら、食事とクールダウンの時間に充てる。午後から303SQのF-15特別塗装機がハイレートクライムで上がり、306SQとの編隊飛行や機動飛行を実施。ブルーインパルスも飛んでフルショーに近い前日予行であったが、例のトップガン塗装機だけが調子が悪く見られなかったのが残念。お楽しみは明日に持ち越しつつ、ホテルのある金沢へ移動するため小松駅行きのバスに並んでいると、一つ先に金沢駅まで行く空港リムジンの乗り場を発見!わずか40分で、体感的には瞬間移動に近い金沢駅への移動を果たしたのである。今日もツキが鋭い。

 カプセルホテルと聞いていたが個室方式で、めちゃくちゃ綺麗なホテルに荷物を置き夕食の調達へ。偶然近くにあったモンベル金沢店でご当地Tシャツをゲットしつつ、突風が吹き荒れる中ホテル近くの金沢カレー店を目指したが、安定の?臨時休業で力尽きる。デパ地下だったのでお惣菜コーナーをチラ見したら、大変魅力的なカニちらしとお刺身を発見!金沢はお寿司も評判と聞いていたものの手が出ないものと諦めていたが、まさに運命の出会いである。こうしてわずか¥1000で日本海の海の幸を満喫できたのだが、いやいや最後までバカツキでしたなぁ。さらにツキまくった続きは来週!

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