第二海堡の興奮も冷めやらぬまま、水分補給とトイレを済ませてシーフレンドZEROに乗り換え、アメリカ海軍横須賀基地の沖合に位置する猿島へ10分ほどで到着。こちらも無人島だがリゾートアイランドのようなビーチがあり、バーベキューや釣り客で賑わっている。カップルや家族連れが多い中、あくまで修学旅行を気取るおっさんペアはきちんと勉強するため、有料のガイドツアーに参加。先ほどと同じようにインカムを付けて、解説を聞きながらの散策となった。
桟橋の浮かれたレジャーゾーンとは裏腹に要塞内部へ進むと、戦闘こそ行われなかったものの陰鬱な景観が多く、実はあまり写真が撮れなかった。なんとなく集中できなかったりイライラしたりで、私には合わない印象。ひょっとしたら地下施設で秘密の実験など行っていたのかもしれない。30分ほどで島内を網羅できたため、薄気味悪い施設を臨時増便された船で早々に立ち去る事を決断する。少し時間的な余裕ができたため気分転換にどぶ板通りの散策と、横須賀海自カレーを食べる事に。横須賀にはスカレーというカレーをモチーフにしたキャラクターが存在するほど定番であったが、観光案内所おすすめのミカサさんで頂いたカレーは少々値が張ったものの素晴らしい美味さで、よい気晴らしになった。
その勢いで、今度はお馴染みシーフレンド7に乗ってYOKOSUKA軍港めぐりへ。一日でトライアングル社保有の3船周遊は非常に稀な体験であったが、友人が来なければ実現しなかったであろう。横須賀の主である空母いずもやイージス艦こそ不在だったが、その他は横須賀オールスターズと言わんばかりの勢揃いで、米軍も遠征から戻ってきたばかりの空母ロナルド・レーガンを始め、米海軍イージス艦タイコンデロガ級とアーレイバーク級の並びや一機だけ居残っていた映画トップガン・マーヴェリック出演機F/A18E Super hornetも胸熱!新型駆逐艦FFMに南極観測船しらせなど、新旧含めて楽しめた。潜水艦の酸素補充シーンがレアだったが、強烈なディーゼル・スメルが印象深い。軍港めぐり後の抽選会で友人は賞品をゲットし、充実の横須賀クルーズを終えられた。最後のお楽しみは米海軍厚木航空施設の盆踊り大会!とりあえず間に合う、の、か、、、?