降下訓練始め2023予行

令和5年の撮り初めは、陸上自衛隊習志野駐屯地に所属する第一空挺団主催の降下訓練始めを予定していた。年末より毎日のように予行演習が行われ、地元スポッターの皆さんの熱い写真がタイムラインを潤す。居ても立っても居られず、1月5日の自衛隊仕事始めを狙って代休を取得し、西武拝島線と東西線を乗り継いで北習志野まで2時間、さらに1時間ほど歩いて習志野演習場付近にたどり着いた。

 初めて訪ねた場所で撮影ポイントの当てもなく、以前タイムラインで見かけた、駐屯地グラウンドに設けられたパラシュート降下練習用の高さ50mの塔に近づいてみると、中で日米英の空挺隊員が着地時のシミュレーションを繰り返しており、ひょっとしたら物凄い貴重なシーンに立ち会えたのかもと気付く。夢中で撮影していると黄色いバイクで「よっ大魔神!」と駆けつけたのは、お友達のプロカメラマンK先生!僕はいつから大魔神になったのか定かでないが、全国各地でよくお会いする方であり、驚きつつも非常に嬉しい再会となる。あれこれ情報交換をしながら、飛び上がるCH-47JAチヌークや、教材用チヌークでレクチャーを受ける空挺隊員、そして超キュートなWAVEの大尉さんもいて、幸先の良い収穫を得られた。

 程なくお別れして、次に別の友人からアドバイスを受けたホームセンターの屋上へ。一人だけお仲間が撮影していらっしゃったが、隣で持参したおにぎりを頬張りつつ、望遠レンズをセット。位置的には習志野駐屯地から降下会場である習志野演習場へ進入するヘリコプターを撮ることになったが、逆に会場では見ることのできない密集シーンを頂いて、こちらも豊富な収穫が得られる。極め付けは私にこの場所を教えてくれた友人が携帯を忘れたにも関わらず黒いバイクで駆けつけて下さり、こちらも久しぶりの再会に。貴重なシーンを興奮しながら並んで撮れたのも、良い思い出となった。

 結局この日は風が強すぎてパラシュート降下は米軍が一回実施したのみであったが、昼過ぎまで予行演習を実施したため、良いシミュレーションになった。土曜日も時間を確保してあるので、タイミングが合えば再度予行を撮影したい。最後には撮り納めで遭遇したBoieng777 C-3PO Jetとも再会し充分満足したため、再び北習志野駅まで歩き、高田馬場のゴーゴーカレーでチキンカツカレーを頂いて早めに帰宅。次回は車で行ってみようかな。

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