百里基地航空祭2023

年内最後のイベントである百里基地の航空祭は、実はあまり気乗りがしなかった。土曜日は休日出勤で月曜日は早朝勤務。ブルーインパルスは飛ばないし駐車場もほぼ閉鎖。始発電車とシャトルバスを乗り継いでもオープニングフライトやF-15の機動飛行には間に合わないだろうという理由からである。もう一声イベントが追加されたら遠征を考えるのだがなぁと逡巡していたら、三沢基地で披露された301飛行隊F-35Aの部隊創立50周年記念塗装機が飛来し、地上展示される事が決まったのである。私は鹿児島出身で宮崎県の新田原基地はローカル撮影スポット。ファントム時代の百里移転前最終フライトを撮っている身としてはカエルマークの飛行隊に対する愛情は並ではない。タイトなスケジュールは間違いないが、今東京に住んでいる事を僥倖とみなし、頑張って参加する事にしたのである。

 前日予行が行われた土曜日は大変な悪天候で、まさかのノーフライト!遠征された皆様のご苦労は如何ばかりと察したが、私は私で世田谷での休日勤務を終えた後四ツ谷PENTAXで修理上がり品を受領し、お台場へ移動してレインボーブリッジと花火撮影、電車内と帰宅後まで続いた2時間のZOOMミーティング参加をこなしたため、僅か2時間しか睡眠時間を取れなかった!まぁいつものことなので始発電車に乗ったら極力脳を休め、上野駅で友人にバッタリ出会うと情報交換に励み、常磐線で朝食を食べつつ、予め予約していた土浦駅発のシャトルバスに全く待たされる事もなく乗れた。デラックス仕様で快適な座席に包まれてすぐに眠ってしまったのだが、目が覚めたら50分経過し、基地南側のシャトルバス降車場へ到着。自宅からほとんど歩かずに基地に着いてしまったのである。

 現場は快晴で、上手く行き過ぎてスキップしたい衝動に駆られたが、とりあえずガラガラの手荷物検査をパスして愛しのカエルに会いに行った。今日はもうこの記念塗装機が撮れたらミッション・コンプリートと思っていたので、あとはダラダラと適当に撮影。小松基地から飛来したF-15は2機でフォーメーションする予定がオーバーギアで1機離脱したものの、百里救難隊の風神雷神コンビは派手に機動し、救難展示後は珍しくロクマルの機動展示が行われた。F-2のフォーメーションは立ち位置を誤り撮れなかったが、単機での機動は築城に劣らない素晴らしいものであった。何より、年納めの航空祭で多くの友人と会えて交流できたことに加えて、帰りは都内まで車で送って頂いたのである。駐車場まで2kmほど歩くのが難儀だったが、路肩駐車を閉め出すカラーコーンの群れが幻想的。関東バス連合が用意した300台ものシャトルバスは供給過剰気味だった。ドコモが移動基地局を2台出したおかげで通信速度低下が皆無、持ち込み禁止品の晒しっぷりが豪快、強風で色々なものが飛ばされ物販のテントも倒れて怪我人が出た、など。

 密度の濃い1日だったが、自分に会えて嬉しいというお言葉を頂戴する機会が増えて来て、とてもありがたいと思っている。年末は初のコミケ参加なので、またご縁を繋ぎたい。