秋葉原探索記

上京したら必ず立ち寄る場所が、秋葉原電気街。アキバ資金を用意してジャンク屋を徘徊し、怪しげな中華商品を買い漁るのが旅の楽しみの一つでしたが、今回は新型コロナウイルスが猛威を奮い、東京23区内は戒厳令に等しい状況。私が勤務する多摩地区はさほど厳しい状況ではありませんが、23区内には近づくなと厳命されておりました。

 さて、そうは言いましても実際23区内での勤務も予定されていますし、極端に羽目を外さない限りは自衛できるのではないだろうかと勝手な予測を立てて、マスクと手袋を外さない、アルコールボトル携帯、長時間同一箇所に留まらないなど自分ルールを決めて、1/17土曜日、最寄りの拝島駅から青梅線と中央線で1時間の秋葉原へ行ってしまったのであります。

 拝島駅はアパートから700m、歩いて10分ほどの場所にあるJR青梅線の最寄り駅ですが、大きさは鹿児島の川内駅くらいで、パン屋やKFCなどの飲食スペースもあり。極めつけは南口の窓越しに小さく富士山が拝めることで、おそらくは拝島という地名の由来なのかも。駅前には小さな商店街があって、与論島のバーがあるのもジワジワきます。

 禁断のアキバ突入、目的は何かと言いますと、4K録画が可能なWebカメラ。もちろんAmazonで頼めば三日間くらいで入手できるのですが、ブツを見てみたいと思って立川のビックカメラや八王子のヨドバシカメラを覗いてみたものの在庫なし。ヨドバシアキバならあるだろうと甘く見ていましたが、結局お目にかかれませんでした。ハイビジョンで60fps撮影ができる売れ筋モデルが、老舗PCショップARCで激安だったのでコレで妥協し、他にノーパソのスタンドやバリカンなど購入。良い買い物ができました。

 例によって歩きすぎて、空腹で動けなくなるのは若い頃から全く成長していないのも笑えますが、駅方面へ向かう道すがら、久しぶりに私のグルメセンサーが反応、肉めしを提供している岡むら屋へ入ってみました。吉野家なら牛丼、松屋の牛めしとも違う「肉めし」とは何ぞや?と調べてみると、牛スジを煮込んだおでんみたいなものらしい。試しに野菜牛めし並¥690を頼んでみましたが、なかなかの盛りで登場。たっぷりのもやしと大きめの厚揚げやたっぷりこんにゃくがヘルシーで好感度大ですね。そして本命の牛スジも大ぶりで柔らかく、コメも大盛り!これはもう文句ない出会いとなりました。かつや系のグループ店だそうですが、アキバと新宿しかお店がないのが非常に残念。近所なら毎週通う事でしょう。また是非食べに行きたいですね。なお土曜日にも関わらず、アキバは閑散としていました。。