三沢基地航空祭2023前日予行

三沢基地航空祭に暗雲が立ち込めた。突如発生した台風13号が東海地方に上陸し、首都圏を直撃してそのまま東北を北上する進路予報。中止により夜行バスと飛行機のキャンセル料を考えると目眩がしたが、私の能力の一つである天候誘導を使って松島と同様、雨雲を散らす事にした。まずは確実に開催されると信じて移動日の仕事を台風を口実に前倒し。本来20時ごろの終業予定が、定時退社で18時帰宅に成功!それに先駆けて15時には三沢基地から公式に開催決定が決まり、夜行バスも予定通りらしいので、最寄駅近くのスーパーで夕食と朝食を購入し青梅線中央線直通快速で東京駅へ。能力を使ったせいか珍しく電車とバスで軽く車酔いを覚えたが、先日ハンズで試着して気に入ったものの高すぎて買えなかったウレタン製ネックピローをAmazonで検索したところ、アウトレットが半額で手に入り昨日届いたため、それのおかげで爆睡できたのである。ちなみに台風は進路を変えるどころか、日本上陸前に消失してしまった。

 青森まで夜行バスを使うには初めてで流石に遠かろうと思っていたが、朝9時に当たり前に三沢駅に着いているシステムは素晴らしい。ただ数分前に発車してしまった便数の少ない三沢空港行きのバスには接続しなかったため、その辺に佇んでいらっしゃった航空マニア2人組にお声がけし、タクシーの相乗りに成功!歩けば1時間以上かかる道のりを、バス代倍額の¥800でサクッと空港までの移動に成功したのである。しかもこの日は通常一回につき¥100かかる空港展望デッキ入場料が¥200で3日間入り放題という圧倒的にマニア向けなサービスが展開され、フェスよろしく青いタグを腕に巻いて入場。残念ながら横殴りの霧雨で前日予行の開催は微妙な雰囲気であったが、先行して撮影場所を最前列に確保して下さった友人のおかげで充実の時間を楽しめた。雨は程なく収まり、強烈なエネルギーの太陽が首筋を照らす。青空が垣間見え厚い雲が少しづつ散らされていったが、結局E-2Dなどのオープニングフライト予行はキャンセルされ、ブルーインパルスは天候偵察の5番機のみ。UH-60とF-16の予行は何とか行われたがいずれも距離が遠く、明日への期待が募る1日となった。むしろB737、エンブラエル、ATR42などJALの東北便を間近で拝めたのが収穫だったかも知れない。

 一通り終了したら友人が予約していたレンタカーを借りる手続きに向かい、借用開始まで2時間早かったが荷物を先に預ける事に成功。待ち時間を隣接する三沢空港温泉の露天風呂でアメリカ人や自衛官と汗を流す。ガタイのいい若い兄ちゃんはもしやと思ったら、翌日戦闘機パイロットだったと気付いた。車を調達後三沢市街地へ出向いたが駐車場が軒並み閉鎖され、とりあえず近くのスーパーに停めて繁華街まで歩く計画を模索し、先にスーパーで朝食の買い出しを物色したところ、近海産の地のものをふんだんに使ったお寿司がめちゃくちゃ安い!キラキラ輝く寿司コーナーにすっかり目を奪われてしまい、そのまま夕食を調達してフードコートで食べる作戦に変更した。値引きシールはもちろん、お湯や電子レンジやトイレに充電口まで整備されたおしゃれなフードコートで、現像や感想戦でたっぷり余韻に浸った。特にホタテの貝柱やエビは最高のプリップリで、金沢で食べて以来の衝撃。お店で頂く贅沢もアリだが、今日はコスパ・ブラザーズ納得の優勝コース。スーパーを閉店間際まで道の駅ばりに使い倒し、給油してそのまま三沢空港第二駐車場へ駐車、車中泊を敢行したのである。

 友人から提案されたプランに度肝を抜かれたが、我々が押さえていた本八戸のホテルからでは基地着が8時頃になり、昨年同様オープニングフライトに間に合わない。であれば空港温泉の1日プランで深夜零時まで居座りそのままファルコンゲートに並ぶことを検討したが、天候が読めない以上ハイリスク。そこでレンタカーを移動手段ではなくホテルおよびコインロッカーとして使おうと言うので、3人寄らば(2人だが)文殊の知恵とはよく言ったものだと感心した。おかげでゲート近くに明け方まで滞在し、尚且つ基地には持ち込めないレシーバーや不要な宿泊用荷物を逃がしておけるというメリット。当日の航空便旅客なので旅客以外使用自粛のお触れもギリ回避しているため、隙間を突いた奇策と言えよう。こうしてホテルを使わない前泊を成し遂げ、航空祭当日に備えたのである。続きは来週!